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2005年04月06日

ABC on Social Insurance Agency

職員1万人の削減可能 社会保険庁

うーん。多分ABCした結果だと思われるが。
こんな渦中のお上様においてよくこんな調査・分析したもんだ。というか良く外部コンサルからのインタビュー・調査に応じたもんだ。
あくまで理論値だろう、これは。つーかABCで現段階のスナップショット、改善機会の抽出はできたとしても、組織構造・経営改革までできないからね。
というか役所仕事(超!定型業務)なんだから本結果は妥当だと思うけれども、サービス残業のカウントやサンプリング数の充分性などの算出ロジックが不明。というか人員数という最終結果じゃなくて、活動コストを公開して欲しい。だから今回の削減人員算出の精度は、はっきり言って信用できない。

そんなこと言ったら他省庁はどうだろう?
うちの親父が元お上だっただけに全否定はしないけれども、大体がこんな結果になるんじゃないかなと思う。
ただ社会保険庁は窓口業務などもあるし、全体的に底下げしてると思う。
雇用形態だけではなくて役職や地域属性も切り口に入れて、領域単位の削減率をディスクローズして欲しい。
国民が知りたがっているのは本庁の削減率なのだから。

個人的意見だけれどもぶっちゃけて言えば、保険料・年金の徴収業務なんて社会保険庁じゃなくても他省庁へ業務自体を委託したり窓口業務のシステム化・パート化すれば、本庁機能なんてほぼカスNon Value Addedじゃないかなって思う。
けど根本的に考えると、官公庁にメスを入れるなんてこと自体ナンセンスで、国民から徴収した金銭自体の使用用途をもっと分かりやすくフィードバックする仕組みがあれば十分だとも思う。
だって雇用を保証しなければいけないIndustryなんだから。。
こんな調査・分析よりもPriority上げて対応しなければいけない施策は山ほどあるだろうと思います。

難しいねぇ。。官公庁・公共事業周りは。。。

投稿者 takeharu : 2005年04月06日 00:03

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